python3入門―for文や配列、タプルの取り出し、他

Python3の入門をテーマにした記事です。Windows版のダウンロードからインストール、print文の実行から、for文や配列(リスト)、タプルの取り出し、その他のPython3の入門知識をまとめています。

目次

1. PythonとPython3

Python3からはじめるPythonの入門ということで、はじめにPythonとPython3について簡単に触れていきます。

1.1. Pythonとは

Pythonは、様々な要望を持った人が段階に応じて利用できるように設計された、オープンソースのスクリプト言語です。

多くの環境で動作し、標準ライブラリが豊富に用意されていて、それなりの速度で動作します。また、速度がネックとなる部分はC言語拡張を使えば問題解決できる仕組みも用意されています。

また、多くの人がレベルに合わせて使えるように作られており、標準ライブラリ以外にも、たとえば自然言語処理などいろいろな分野に特化したライブラリが充実していますし、充実していきます。

1.2. Python3

Python3は、名前のとおりPythonのバージョン3になります。Python 3系ともいわれます。

Pythonは2000年にバージョン2リリースされた2系のしがらみを捨て、2008年12月にPython3.0がリリースされました。Pythonの2系は2.7までとなっています。またPython3がリリースされて5年以上もたっており、現在は、PythonといえばPython3を使うのが自然な選択肢となっています。

現在はPython3時代ということです。

2. Python3のインストール

Windows版のPython3の媒体をダウンロードしてインストールしていきます。

2.1. Windows版のPython3インストーラをダウンロード

https://www.python.org/downloads/へアクセスして、Windows版のインストーラをダウンロードします。

Windows版のPython3インストーラをダウンロード1

最新のlatest version for Windowsの3.X.Xをダウンロードします。今回は「Download Python 3.5.2」をダウンロードしました。

Windows版のPython3インストーラをダウンロード2

2.2. Windows版のPython3をインストール

インストーラを実行してPython3をインストールします。

Windows版のPython3をインストール1

コマンドのパスが通るように「Add Python 3.5 to PATH」にチェックをいれて、「Install Now」を押します。

Windows版のPython3をインストール2

「Setup was successful」まで行ったら「Close」ボタンを押して終了です。

Windows版のPython3をインストール3

コマンドプロンプトを開いて、「python -v」を実行して、バージョン情報が出力されればOKです。

C:>python -V
Python 3.5.2

3. Python3の入門プログラム

Python3の入門プログラムをまとめています。

3.1. 入門プログラムに使用するprint関数

「3.2. print関数を実行する入門プログラム」以降で使用するprint関数について簡単に触れておきます。

コマンドプロンプトを使用して入門プログラムを試していきますが、Python3でコマンドプロンプト上に「Hello World!!」のような文字列を表示する際にprint関数を使用します。

では入門プログラムを試していきます。

3.2. print関数を実行する入門プログラム

Python3の入門プログラムとしてprint関数実行してみます。

print関数を実行するコードの記述

以下のprint関数を実行するコードを記述したファイル(ここではHello.py)を作成します。

print("Hello World!!")

print関数を実行するコードの実行

print関数を実行するHello.pyを実行します。

C:>python Hello.py
Hello World!!

3.3. print関数を2行に分けると改行される

print文の挙動ですが、print関数を2行に分けると改行されます。

print関数を2行に分けたコードを記述

print関数を2行に分けたコードです。

print("aaa")
print("bbb")

print関数を2行に分けたコードを実行

print関数を2行に分けたコードを実行するとaaaとbbbの間に改行が追加されます。

C:>python Sample.py
aaa
bbb

3.4. print関数を2行を分けても改行されないようにする

print関数を分けた場合に改行されないようにするには「, end = “”」を追加します。

print関数を分けた場合に改行されないようにしたコード

print関数を分けた場合に改行されないようにしたコードです。

print("aaa", end = "")
print("bbb")

print関数を分けた場合に改行されないようにしたコードを実行

print関数を2行に分けたコードを実行するとaaaとbbbの間に改行が追加されません。

C:>python Sample.py
aaabbb

4. Python3の変数の利用

Python3の変数の利用方法についてみていきます。

4.1. 変数を使ってprint関数を実行する入門プログラム

今度は変数を使用して、print関数を実行してみます。

変数を使ってprint関数を実行するコードを記述

Pythonの変数は、「識別名=値」の形で利用できます。

str = "Hello World!!"
print(str)

変数を使ってprint関数を実行するの実行

実行方法は前の例と実行方法と実行結果は同じです。

C:>python Hello.py
Hello World!!

4.2. print関数のフォーマット機能で名前を文字列に埋め込む

print関数のフォーマット機能で名前を文字列に埋め込むこともできます。

print関数のフォーマット機能で名前を文字列に埋め込むようにしたコード

print関数のフォーマット機能で名前を文字列に埋め込むようにしたコードです。
「name=”hoge”」のように「識別名=値」のようにすることで変数が使用できます。

name="hoge"
print("Hello {0}!!".format(name))

print関数のフォーマット機能で名前を文字列に埋め込むようにしたコードを実行

「{0}」の部分に変数nameの値が埋め込まれて表示されます。

C:>python Sample.py
Hello hoge!!

5. Python3の配列(リスト)とfor文

Python3のfor文についてみていきます。

5.1. Python3の配列(リスト)をfor文で走査する

Python3の配列と繰り返し文のfor文を使ってみます。

list = ['H', 'e','l','l','o']
for i in range(len(list)):
    print("{0}".format(list[i]), end = "")

5.2. for文を使用してコマンドラインの引数を表示する

ちょっと難しいですが、入門編の最後としてコマンドラインのパラメータ(引数といいます)を繰り返し文(for文)を使用してprint関数で出力するプログラムを作成してみます。

print関数でコマンドラインの引数を表示するコード

コマンドライン引数は標準ライブラリのsysをimportし、sys.argvで取得できます。

import sys
for i in range(len(sys.argv)):
    print("{0}".format(sys.argv[i]))

print関数でコマンドラインの引数を表示するコードを実行

print関数でフォーマットを使用してパラメータを出力しています。
「{0}」の部分に変数引数が順番に埋め込まれて表示されます。

C:>python sample.py aaa bbb
sample.py
aaa
bbb

6. Python3のタプル

Python3のタプルについてみていきます。

6.1. タプルとは

タプルとは、シーケンス型の1つです。リスト型と同じように使うことが出来ます。括弧()で囲んだ中にオブジェクトをカンマ(,)で区切って記述します。

6.2. タプルの要素の取り出しを行う

タプルの要素の取り出しを行ってみます。

tuple = (2014, 2015, 2016)
print("{0}".format(tuple[0]))
print("{0}".format(tuple[1]))
print("{0}".format(tuple[2]))

6.3. for文でタプルの全部の要素の取り出しを行う

for文でタプルの全部の要素の取り出しを行ってみます。

tuple = (2014, 2015, 2016)
for i in range(len(tuple)):
    print("{0}".format(tuple[i]))

Python3の入門プログラムの次の参考

Python3の入門プログラムの次の参考情報をまとめています。

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Seleniumとは、読み方はセレニウムといいます。セレニウムの意味は酸素族元素の一のセレンですが、IT用語としては、Selenium WebDriverに代表されるWebブラウザを操作するツール、API、フレームワークのことを言います。

本記事の本題は、Selenium WebDriverですが、Seleniumとはなにか、読み方、意味を簡単に触れてから、Selenium WebDriverの使い方をまとめていきます。

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Redisの読み方はレディース、インストール~入門知識

読み方は「レディース」。超高速なメモリDBで知られるRedisのインストール方法など入門知識をまとめています。

「プログラムとの連携方法」のところにPythonでRedisを利用する方法についての説明があります。

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更新履歴

更新履歴です。

  • 2016年09月27日 for文や配列、タプル取り出しについて追記しました。
  • 2016年09月13日 Selenium WebDriver Python、Redisとの連携方法についての記事を作成しました。
  • 2016年08月01日 print関数でコマンドラインの引数を表示する例を追記しました。
  • 2016年07月27日 print関数のフォーマット機能で名前を文字列に埋め込む例を追記しました。
  • 2016年07月21日 PythonとPython3、print文の改行の挙動について追記しました。
  • 2016年07月15日 「変数を使ってprint文を実行する入門プログラム」について追記しました。
  • 2016年07月12日 「Python3入門 Windowsインストール~print」をテーマに記事をUPしました。

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