virtualboxのNAT&ホストオンリーでyum&ssh利用

CentOS7のダウンロード&インストール手順のところで、Windows8.1の作業端末にテスト用にvirtualboxにLinuxのインストールまで行いました。Windowsの作業端末なのでホストオンリーのネットワークが使用したいですが、yumが利用できないと不便です。

NATとホストオンリーを組み合わせることで、yumとホストOSからのssh接続が両方行えるようになりますので、その手順をまとめていきます。

NATとホストオンリーを組み合わせることで、yumとホストOSからのssh接続

virtualboxのNATの設定

この手順は、CentOS7のダウンロード&インストール手順で行ったバーチャルボックスの設定とCentOS7のインストールの状態を前提に手順をまとめています。

上記手順を行うとNATでyumが利用できる状態になっています。ですのでNATの設定はデフォルトのままでOKです。

virtualboxのホストオンリーネットワークの設定

初めにVirtualBoxの環境設定を行います。

ホストオンリーアダプタの追加

以下のようにしてホストオンリーアダプタを追加します。

  1. Oracle VM VirtualBox マネージャーの「ファイル(F)」を選択。
  2. 「環境設定(P)」をクリック。
  3. VirtualBox 環境設定の「ネットワーク」を選択
  4. 「ホストオンリーネットワーク(H)」を選択
  5. 「+」ボタンでホストオンリーアダプタを追加

virtualboxのホストオンリーネットワークの設定―ホストオンリーアダプタの追加

次に作成したホストオンリーアダプタをダブルクリックして、ホストオンリーネットワークの詳細を表示します。

アダプターの設定

例えば、IPv4アドレスに「192.168.56.1」、IPv4ネットマスクに「255.255.255.0」を入力します。

virtualboxのホストオンリーネットワークの設定―アダプターの設定

DHCPサーバの設定

例えば、以下のように入力します。

  • サーバを有効化:チェックを入れる
  • サーバーアドレス:192.168.56.100
  • サーバ―マスク:255.255.255.0
  • アドレス下限:192.168.56.101
  • アドレス上限:192.168.56.254

virtualboxのホストオンリーネットワークの設定―DHCPサーバの設定

入力したらOKをクリックします。

仮想マシンの設定

次に仮想マシン側の設定を行います。

ゲストOSの方をシャットダウンして、Oracle VM VirtualBox マネージャーにある仮想マシンのところを右クリックして、「設定(S)」で仮想マシンの設定を開きます。開いたらネットワークのところを表示します。

アダプター1の設定

アダプター1のところが、「ネットワークアダプターを有効化(E):チェック」、「割り当て(A):NAT」となっていればOKです。

仮想マシンの設定―アダプター1の設定

アダプター2

アダプター2を表示して、「ネットワークアダプターを有効化(E):チェック」、「割り当て(A):ホストオンリーアダプター」、「名前(N):作成したホストオンリーアダプター名」を選択します。

仮想マシンの設定―アダプター2の設定

設定したらOKをクリックして、仮想マシンを起動します。

yumとssh利用

NATとホストオンリーアダプタの設定を行いましたのでNATで仮想マシンからインターネットが行えるか、yumを使って確認してみます。また、ホストオンリーアダプターを使って、ホストOSからSSH接続できるか、確認していみます。

yumの利用

OSのアップデートを試してみます。

# yum -y update

もしyumが実行できない場合

もしyumが実行できない場合は、ネットワークアダプタがUPしていない可能性があります。

ネットワークアダプタの自動起動設定がオフになっている可能性があります。「/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-XXXX」の「ONBOOT」の設定が「no」となっている場合は「yes」に変更します。ネットワークアダプタはNATとホストオンリー、2つあるのでifcfg-lo以外のifcfg-XXXXの2つを確認します。「yes」に変更したら、仮想マシンを再起動します。

net-toolsのインストール

もしifconfigと実行して、コマンドが見つからない場合はIPアドレスの確認など不便ですので、net-toolsをインストールしてifconfig等のネットワークコマンドが使えるようにしておきます。

# yum -y install net-tools

ホストOSからSSH利用

/etc/ssh/sshd_configの必要な設定を行います。たとえば、以下を設定します。

  • Port:SSH接続を受け付けるポート番号。
  • PermitRootLogin:rootユーザーでのログインを許可するか否か。
  • PasswordAuthentication:パスワード認証を許可するか否か。

sshdの起動

# systemctl start sshd.service

sshdの起動確認

# systemctl status sshd.service

sshdの自動起動設定

# systemctl enable sshd.service

更新履歴

  • 2016年06月29日 CentOS7のネットワークアダプタの自動起動の設定とnet-toolsのインストールについて追記しました。
  • 2016年06月20日 記事をUPしました。

SNSでもご購読できます。